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文章基本信息

  • 标题:原因帰属の表明に及ぼす承認欲求の効果
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  • 作者:森永 康子
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1984
  • 卷号:24
  • 期号:1
  • 页码:47-54
  • DOI:10.2130/jjesp.24.47
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は, 承認欲求の喚起される側面によって, 自己の遂行結果についての原因帰属の表明がどのように異なるかを究明した。 喚起される承認欲求の側面としては, 知的次元と性格的次元をとりあげ, 知的次元で承認欲求がより高く喚起される条件 (知的条件), 性格的次元で承認欲求がより高く喚起される条件 (性格的条件), および承認欲求の喚起度の低い条件 (低条件) を設定した。被験者は42名の女子大学生で, 上述の3条件に14名ずつ割り当てた。まず, 被験者に課題を遂行させ, 偽りのフィードバックを与えることによって失敗を経験させた。次に, 知的条件と性格的条件では, 実験協力者Aに被験者をそれぞれ知的次元, 性格的次元で低く評価させ, その後, 被験者に, 続いて被験者について評価を行う実験協力者Bを対象として帰属表明を行わせた。このような手続きにより, 協力者Bに対する承認欲求を喚起させ, 遂行結果の原因帰属を表明させた。これに対し, 低条件では, 匿名性を保証したうえで原因帰属を表明させた。 主な結果は次の通りである。 1. 性格的条件では知的条件よりも, 課題遂行の失敗が能力に高く帰属して表明されていた。 2. 性格的条件では低条件よりも, 遂行の失敗経験は能力に高く帰属し, 運に低く帰属して表明されていた。 以上のことから, 承認欲求の喚起される側面によって, 失敗の原因帰属の表明に違いのあることが判明した。

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